便秘は女性だけがなる症状ではありません。男性でも便秘になる男性は人はいます。特に男性は仕事で毎日大きなストレスを受けることが多く、それが原因で痙単性便秘になる人が増えてきています。
痙攣性便秘は男性がなりやすい便秘

便秘と聞くと女性に多い、という認識を持っている人は少なくありません。
たしかに男性で便秘になる人は、女性に比べると少ない傾向にあります。その理由のひとつとしては、男性は一般的に腸が弱いので、便秘よりも下痢になる人が多い、ということがあります。
その中でも男性がなりやすい便秘としては、「痙攣性便秘」があります。
痙攣性便秘になる主な原因はストレスです。男性は仕事で毎日大きなストレスを受けることが多く、それが原因で痙攣性便秘になってしまうのです。また、睡眠不足も痙攣性便秘を誘発する原因です。
痙攣性便秘になったときの改善方法の第一は、ストレスを解消することです。
市販の便秘薬の多くは「弛緩性便秘」の改善を目的としたもので、低下した腸の働きを活発にする薬ですから、痙攣性便秘に対しては逆効果です。そのため薬は使わず、ストレス解消のために軽い運動をしたり、趣味に没頭することが効果があります。
痙攣性便秘は生活の見直しで対策

男性は女性と違い、話をすることでストレスを解消するということがなく、どうしても一人でストレスを抱え込みがちです。そうなると益々ストレスを溜め込み、便秘を悪化させてしまうという悪循環に陥る危険性があります。
そういうときは、生活の見直しをすることで、便秘の改善をはかることができます。
暴飲暴食を控える、喫煙は減らす、もしくはやめる、コンビニ弁当の回数を減らす、歩く時間を増やすというような、毎日の生活を少しずつ変えていくことを心がけます。
また、あまり冷たいものの摂り過ぎも、お腹を冷やすので禁物です。バナナやヨーグルトは硬くなってしまった便をやわらかくするのには有効ですが、痙攣性便秘の場合は逆効果となってしまうので、温かい飲み物を摂るようにします。